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教師の退屈な話のせいにせよ、前の晩十分寝ていなかったためにせよ、どんな年代の人間にとっても、授業中は眠気に耐えられなくなることがあるものだ。ミシガン大学の研究者たちは、授業中に眠気と戦い、目覚めていられるようにするための方法を見いだした。しかも、それはカフェインや食べ物などを使わないのである。
この研究は「代替補完医学雑誌」の最新号に掲載された。その内容は、授業に出ている学生に、目が覚めて疲れがとれる指圧のツボを教え、自分でそこを押さえさせると言うものだ。「この研究によって、刺激的作用を持つとされるツボ指圧は、緊張をほぐすとされるツボ指圧と比べると、統計的有意の差で眠気を減少させることが示された」とリチャード・ハリス研究員は語る。彼はミシガン大学でリウマチ学を研究していて、慢性疼痛疲労症候群研究センターの一員でもある。
「我々の研究は、指圧によって学生たちの教室での覚醒度を変化させることが出来ることを示唆しています。これは教室ですぐ寝てしまうような問題を抱えた学生にとっては福音になるでしょう」。この研究では39人の学生が被検者になり、三日間の講義プログラムを受けた。彼らは、覚醒刺激のツボ5カ所と、緊張弛緩作用のあるツボ5カ所を、それぞれ効能抜きに教えられる。それらはすべて指で軽く叩いたり、マッサージするという手技によって構成されている。
クラスは二つに分けられ、1グループは初日に刺激のツボ、翌日と最終日は弛緩のツボへの施術を指示される。もう一つのグループは、初日が弛緩、後は刺激である。そのうえで、学生たちはスタンフォード眠気尺度(Stanford Sleepiness Scale : SSS)という眠気評価スケールを朝起きた後、講義の前、午後、講義後と日に4回記録する。指圧は昼の休憩時間中に行うように指示される。
その結果、刺激ツボ施術のグループは統計的有意な疲労の軽さを示したという。この結果は、指圧の効果についてさらなる研究を呼び起こすだろうとハリス研究員はいう。彼は熟練した鍼灸師でもある。
「指圧が人間の覚醒度についてこのような影響を持つことについては、今後もより研究が重ねられる必要があります。覚醒度と疲労度双方に対する有効度を確かめる必要もありますね。出来れば将来の研究によって、指圧が学生の出来もよくすると示してほしいものです」、そうハリス研究員は語っている。
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以上、ミシガン大学のプレスリリース記事の抄訳。なかなか面白い論文だと思うのだが、一番問題なのはその「覚醒刺激のツボ」というのはどこなのか、という点である。
私は短い研究会なんかでも、すぐに爆睡してしまうんですよね。暗くなってスライドでも始まればもうダメ。こういうのなら、昔から知ってはいたが、少なくとも私にはまるっきり効果はなかったしなぁ。
この元論文なら、もっと詳しい眠気覚ましツボが書いてあるかも知れん。ここから思い切って29ドル出して、コピーを注文してみようかしら。
Richard E. Harris, Ph.D."Using Acupressure to Modify Alertness in the Classroom: A Single-Blinded, Randomized, Cross-Over Trial", :Journal of Alternative and Complementary Medicine. Aug 2005, Vol. 11, No. 4: 673-679
投稿者 webmaster : 2005年09月16日 21:36
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以前「食欲増進のツボ」があるというのを聞いて、
食欲が無いときに足の裏のそこを一生懸命押していたら、
指が疲れて腹が減ってきたことがありました。
投稿者 スポック : 2005年09月18日 00:37
> 一番問題なのはその「覚醒刺激のツボ」というのはどこなのか、
> という点である。
そのツボは非常に微妙な位置にあって、
それを探し当てようと一生懸命になっていると、
それだけで眠気を忘れてしまうのかも知れません。
投稿者 スポック : 2005年09月18日 00:31