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2005年11月13日  アルミホイルヘルメットの有効性に関する実証的研究 [医学・科学関連]

signs_s.jpgMITの学生による、次のような研究論文がネットで公開されている。日本ではあまり一般化していない電磁波防御法に対する実証研究なので、もうひとつ社会的インパクトには欠けるものの、今後の電磁波論議に一石を投じるかもしれないと思うので、以下に要約を示しておく。

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ある種の妄想性疾患をもつ患者や、電磁波に対する強い不安を抱く人々の間で、アルミホイルを頭に巻いて、電磁波による思考察知と思考コントロールを防止するという方法が一つのファッションになっている。この方法の有効性を検証するために、著者たちは一般的に用いられるアルミホイルヘルメットがどの程度電磁波を減衰させるかを確かめた。

政府機関が人工衛星を使って市民の思考内容を読み、コントロールしているという噂は長くささやかれている。アルミホイルヘルメットはこれに対する基本的抵抗手段として使用されているが、この方法はある周波数帯ではむしろ増幅効果を示し、政府のスパイ行為をむしろ手助けしている可能性がある。我々が検証したどのタイプのホイルヘルメットも電磁波遮蔽効果を示さなかった。

実験はヘルメット外部からの電磁波照射と、内部からの電磁波発散の双方について行われたが、両者においてセンサーアンテナの位置にかかわらず、2.6GHz帯で約30dB、1.2Ghz帯で20dBの増幅効果がみられた。他の周波数帯においては、1.5Ghz帯周辺で20dBの減衰が得られたが、その他では10dBを越える減衰、増幅効果とも観察されなかった。

アルミホイルヘルメットが増幅効果を示した1.2Ghz周辺は、FCCによって政府機関に割り当てられた周波数帯と一致している。また、2.6Ghz周辺は携帯電話に割り当てられている。想像力をたくましくすれば、アルミホイルヘルメットで電磁波を防ぐという流行自体が、電磁波によるスパイ行為をさらに容易にさせるための、政府機関による謀略行為の可能性がある。我々はこの研究結果から、妄想性不安を持つ人々に対し、より有効な電磁波防御手段をとる努力を期待するものである。
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見ていないので事情は違うかもしれないが、映画「サイン」で主人公一家がこういうアルミ帽子をかぶっているシーンがあるらしい。映画になるぐらいだから、向こうではポピュラーなんでしょうな。電波でコントロールされるという訴えはよくあるものだが、それを理由に引きこもるぐらいで、こういう防御手段を自分で考える人は見たことない。「ガスで攻撃される」という訴えの場合は、それに対する対抗策をとる人が結構いるのと好対照である。いずれにせよ、この研究で示されるように、アルミホイルでは効果がないばかりか、むしろ向こう(?)の思うツボらしいので、ご注意の程を。

それにしても、なんでホイルに電磁波の増幅効果があるんだろう。アルミ箔が導波素子として働くのですかね?MITの学生なら、そのぐらいのこと知ってるだろうから教えてくれたらいいのに。

投稿者 webmaster : 2005年11月13日 21:55

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ある種の妄想性疾患をもつ患者や、電磁波に対する強い不安を抱く人々の間で、アルミホイルを頭に巻いて、電磁波による思考察知と思考コントロールを防止するという方... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年11月16日 06:22

コメント

日々こっそり覗かせて頂いている身ですが、しゃしゃり出てみます。
映画「サイン」では、地球侵略をしてきた宇宙人に思考を読み取られないようアルミヘル対策を取っていました。
なんとなくシリアスな雰囲気が多い映画なので、このシーンはユーモアの要素としての効果を狙っているようです。
全くたいした情報ではないです・・・。

あくまでついでに。
先日、自分のプレゼンテーション直前に緊張していたら、米国人に『アルミヘルでもつけてプレゼンしたら』との冗談をいわれました。
思考用の「安心毛布」と考えているのかなと。
もっとも、妄想性疾患と関わりない方なので本題ではないですが。

投稿者 nam : 2005年11月16日 03:15

>顔の方から入った電磁波が、ヘルメットの内側で乱反射して

ヘルメット内側から外部に向けての電波放散(そんな言葉あるかな)についても、同じ結果だというので、それはないでしょう。

投稿者 Webmaster : 2005年11月16日 00:12

 これは、顔の方から入った電磁波が、ヘルメットの内側で乱反射して増幅されるからでは?
 

投稿者 みやひろ : 2005年11月15日 21:22

ウチの職場に先週緊張型が川に飛び込んで溺水とかで運ばれてきました.
先々日は破瓜型が水中毒で倒れて運ばれてきました.

2度あることは3度ある.次は最も危険な妄想型が───

投稿者 ネオ筑摩屋松坊堂 : 2005年11月15日 08:44