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2006年01月22日  「ビレッジ」 [本とか映画とかTVとか舞台とか]

WOWWOWでM・ナイト・シャラマン監督の「ビレッジ」をやっていたので、監督自身がどこに出てくるかという関心だけに支えられて視聴。そのおかげで、結局最後まで見ることになったっていうと、ネタバレになるかな?

森に囲まれた小さな村で平和に過ごす人々がいて、彼らは森に住むという「語ることを許されぬ者」と呼ばれる魑魅魍魎との相互不可侵契約の元に暮らしていたのだった。それがある日、村の境界が怪物によって侵されはじめる。村人側に何らかの掟破りがあったのか、人々が恐怖に怯えるなか、更に悲劇は起こるのだった、というような話。

IMDbでも指摘されていたが、村人の婚礼が行われていた温室(?)が、外からのショットではどう見ても金属製枠組みだったんだが、あれは当然作為的なんでしょうな。そういうところからも、オチ自体はかなり予想が付くが、それもオレにはこの程度のネタはお見通しだと観客に満足させる計算の上なのかも。それでも予想通りのどんでん返しに至るまでを、飽きさせずに引っ張っていくシャラマン監督の力量は、やはりたいしたものである。

彼がどこに出てくるか、という期待までうまく逆手にとるのも見事。考えてみれば、別にああまでして顔を見せる必要なんかないけどね。ただ、横溝正史ものによくある、通俗的理念型にそった「狂人」を出してくるところがちょっとナンで、あれ抜きだって未熟な愛の葛藤として、充分ドラマは作れると思うんですけどねぇ。

シャラマン監督はそのデビュー作の「シックス・センス」の時から、パクリ疑惑がちらほらでていたらしいが、もしこの作品に元ネタがあるとしたら、絶対に筒井康隆の「原始共産制」(「心狸学・社怪学」所収)だと思う。

投稿者 webmaster : 2006年01月22日 22:42

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コメント

「恐怖の獣人」ですよ。

投稿者 buyobuyo : 2006年01月25日 00:32

はじめまして。
町山智浩氏のはてなダイアリーによると、かつてのアメリカ製B級映画のパクリだそうです。
ご参考までに。
(最初にお目にかかったときはネタ元をはっきり書かれていたのですがコメント欄でひとモンチャクあった後伏字になってしまいました。)

投稿者 あ~る。 : 2006年01月23日 00:56

シャマランの「ヴィレッジ」、筒井の「原始共産制」よりもぼくはむしろ森博嗣の「女王の百年密室」をおもいおこしました。

投稿者 eiju : 2006年01月22日 23:43