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2006年02月12日  海辺のイタリア料理店 [日常]

せっかくの連休をPCいじりだけで終わらせてはイカンと、この辺ではけっこう有名とされているイタリア料理店に予約をいれて、優雅なディナーをいただくことにした。チバイバラギに住んでいた頃なら何であろうと車で出かけることになるのだが、湘南マナーにはそぐわなかろうと、あえて江ノ電を使うことにする。

店は海まで20mというロケーションで、耳を澄まさなくても海鳴りが聞こえてくるのだが、残念なことにそれに気付いたのは帰りの道筋で、それまでは通り過ぎる車のロードノイズだと思っていたりする。料理は立地を生かしたシーフードが売りとされているのだが、このあたりの料理店一般にいえることとはいえ、そううまい魚がでるわけでもないのだった。

シラス漁なら有名な地元漁業に、多彩な海の幸を期待する方が間違っているし、仮に良い魚がドンドン捕れるなら、それはほとんど中央に高値で供せられるのが経済原則であろう。どこであれ地元で新鮮な魚がやすく食えるなんてのは、TV東京の半ヤラセ番組内だけの幻想であるのは当然だ。基本的に、一般消費者が旨くて安い魚が食えるのは大都会だけってのは経験的事実なのだが(もちろん漁業権を代々受け継いでいるような人たちは別)、いくら裏切られても、もしかしたらと思ってしまうのが幻想の幻想たる所以。

あちこちの「地元」バカ高「漁師料理」にだまされた経験のある人は多いであろうが、あれに文句がでないのが不思議である。耐震強度偽装なんてレベルではない話なのに。もっとも、今日の料理店はそれほど高くもなく、そもそも地魚料理なんかは出てこなかったのが料理人の見識といえようか。一番旨かったのが、生ポルチーニのラビオリだったものねぇ。楽天の通販でとりよせたのかな?

もっとも何が出てこようと、そこそこ釣り合ったワインのバカ飲みさえ出来れば満足するんですけどね。その意味では、今日の店は充分合格。もちろん、あの程度のアレンジなら自分でも出来るので、もう一度あそこに行くことはまずないだろうが。この辺には洒落た店は山ほどあるのだが、なかなかもう一度行きたいと思う店はありません。人は雰囲気のみにて生きるにあたわず、という教訓が得られそう。

投稿者 webmaster : 2006年02月12日 22:56

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コメント

お初でした。
私も近所(三浦半島)ですが、全く同感です。
漁が辛くて船なんか乗る気のない、しかも料理だってどこぞで修行したわけでもない、漁師料理(昔はおかみさんが例外的に料理がうまくて食堂やってたというのはあった)にはもう辟易しています。観光地になったなぁ、というのは簡単だけれど、少し悲しいです。

投稿者 考えオチ : 2006年02月13日 17:21