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2006年02月28日  アンネは屋根裏にいるよ [都市伝説・デマ・トンデモ]

pia_zadora_s.jpg日本では一部のマニアにしか知られておらず、現に私は3日前までは聞いたこともなかった、ピア・ザドラという女優がいる。彼女は1982年に初めての実質的主演作「バタフライ」でゴールデングローブ賞新人賞を獲得し、同じ年にかのゴールデンラズベリー賞のワースト主演女優賞とワースト新人賞をダブル受賞するという偉業を成し遂げた、希有な才能に恵まれた女優である。

彼女は当時イスラエルの大富豪夫人で、その映画デビューと初主演作のゴールデングローブ賞受賞は彼女の演技力と言うよりは、もっぱら夫の財力によるものだという噂がつきまとっていた。彼女は「バタフライ」の翌年、「ロンリー・レディ」という映画に主演し、またもや大酷評を得て数年間映画界から姿を消す。

その後彼女がショービズに現れるのは、ほとんど彼女とその夫が制作費を出したといわれる「ロック・エイリアンの冒険」という映画と、2~3のコメディ映画へのカメオ出演にとどまる。99年にはゴールデンラズベリー賞の「20世紀最低女優賞」にノミネートされるという栄誉に浴しているが、惜しいところでかのマドンナに賞をさらわれている。また80~90年代、シンガーとして若干のアルバムを出していて、そちらの方は結構玄人ウケしたらしいが、ヒット作になる程ではなかった。

そんな彼女に関する都市伝説というのがあるそうだ。映画界を離れたピアは演劇に転じ、ブロードウェイで劇場版「アンネの日記」公演に出演することになった。もちろん彼女が演じるのは主人公、アンネ・フランクである。当然、制作費を負担したのは彼女と夫であるという噂は尽きなかったが、彼女の変身ぶりをみるため、初公演にはそれなりの観客が集まった。

しかし、彼女の舞台演技は映画と同様、とても鑑賞に堪えるものではなかったため、観客たちはこの劇を見続ける責め苦から何とかして逃れたいと思いはじめた。そこで観客は、アンネ・フランクの隠れている家にドイツ軍が捜索に押し入る場面で、一斉に立ち上がってこう叫んだ。「アンネは屋根裏にいるよ!」

実際は彼女がブロードウェイ、オフ・ブロードウェイ、オフオフ・ブロードウェイを問わず、演劇女優として舞台に立った記録はないとのことだ。" A National Joke"と形容される彼女の人徳ゆえの伝説といえよう。

なお、ここまでいわれる女優なら一度は見ておかないとイカンと、アマゾンのマーケットプレイスで1000円で売られていた「ロック・エイリアンの冒険」(なんとVHSビデオである)を注文して視聴してみた。ロック音楽を求めて宇宙をさすらうエイリアンが、田舎の女子高生に一目惚れして、その恋人のロッカー野郎と恋のさや当てロック合戦を繰り広げるという、まことにユルイ映画なのだが、ピア・ザドラの歌声は意外にパンチがあって、結構見られる物件なのだった。

それにしても、初めのシーンでピアが歌って踊っている曲は、ゴリエのテーマとそっくり。内容もあのコントをまとめたようなモノだけど。

元情報はこちらから。

投稿者 webmaster : 2006年02月28日 23:50

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コメント

センセー、暇つぶしに試しに見るなら、こんなのがありますわ!!
http://btg.fc2web.com/black.htm
レビュー
堕日記にも補足で購入場所とかいろいろ追記されてます。
世の中、ピンもキリも、もしかしたら無くて両方とも底なしなのかも。

投稿者 ネムネム : 2006年03月02日 00:02