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赤ん坊は生まれた直後から母親の視線を追い(視線追従)、1歳ぐらいで他者一般の意図を察するようになる。基礎的発達心理学の考え方では、視線追従が視覚的共同注意(他者の視線が向けられているものを注視する)にすすみ、その関心内容の推察につながっていくと考えるらしい。このあたりをおサルさんをつかって色々と実験的に確かめる研究が行われていて、デューク大学医学部がこのほど発表したのがこれ。
マカクザル(ニホンザルの類か)を使った実験で、実験対象のサルに別のサルの画像を見せそれが向けている視線に追従するかどうかを確かめるものだが、この実験がひと味違うのは、実験対象のサルと画像のサルの社会的序列を勘案しているという点。
結果は想像されるごとく、「サルは自分より下の序列にいるサルの視線には反応しない」というものだったようだ。社会的序列が高いサルは自分と同等か上位にいるサルの画像の視線には追従するが、下位ザルの視線は無視する。一方、下位のサルはほとんどの画像が示す視線に追従するというもの*。上司の表情をいつもビクビクしながら伺っているヒラ社員みたいで、まことにアワレを誘いますなぁ。
この実験が何を示しているかというと、今までは単純な個別的反射行動だと考えられていた視線追従が、より社会的なコンテキストを持っているということなのだそうだ。人間の場合はそれほど単純ではないと思うのだが、研究者たちは、「薬物使用や遺伝子分析を加えて実験を重ねることで、何がドナルド・トランプとウッディ・アレンの違いを作るのかということを突き止められるだろう」と述べている。例に出されたW・アレンが気の毒。私らからみれば、金持ちなのは一緒なんだしねぇ。ところで初めに示した写真は、これを踏まえたD・トランプとW・アレンの合成写真をネタ元から無断借用したもの。
そんなジョークが強調されているのだけれど、この研究の本当の狙いは自閉症の原因の解明にあるらしい。なぜなら自閉症の子供はこの「視線追従」を示さないことが知られていて、下位ザルの視線に追従しない上位ザルがこのモデルになるのではないかと考えられているらしい。かなり思いがけない切り口なので、うまく進めばいいですねぇ。(Via)
*ちなみに人間の場合だと、一対一状況ではこの視線追従はほぼ反射的なもので、それを意志でコントロールし続けるのが困難であるのは、「あっち向いてホイ!」がゲームとして成立するのをみても明らか。
投稿者 webmaster : 2006年03月25日 23:59
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このグループでは、胎児期の母胎側のアンドロゲン過剰分泌をその原因とする仮説をもっているようですね。
様々にツッコメそうなんだが、不謹慎な意見になりそうなので自粛。
投稿者 Webmaster : 2006年04月08日 09:52
高機能自閉症の方で、社会関係上の序列が読みとれないのに序列意識が強い方がいるのは、この為なのでしょうか?
投稿者 狼少年 : 2006年04月08日 00:09
ご尊顔がポップアップする一発ネタかと
思っちゃいました。
投稿者 scarab : 2006年03月27日 03:45
またまたコードにゴミが混じってました。治ったはずです。
でも、出来たらFire Foxつかってね。
投稿者 Webmaster : 2006年03月26日 20:56
「続き」を読もうとするといきなり御尊顔がポップアップします。
とりあえずL・ニモイの可能性もご検討いただきたいと存じます。
投稿者 小狸工房 : 2006年03月26日 19:32
W.アレンに1票!
投稿者 scarab : 2006年03月26日 16:04