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2006年06月04日  サイレンサー/馬鈴薯部隊 [都市伝説・デマ・トンデモ, ニュース]

potato_silencer_s.jpgマイアミ・ヘラルド紙が6月3日伝えるところでは、シェーン・トンプソン(23)は先月末、自分の子供の母親との口論のあげく、スプーンで穴を開けたジャガイモに銃口を差し込み、彼女を脅したとして、マイアミ・デイド郡警察に逮捕された。トンプソンはそうしておけば銃声が聞こえなくなると信じていた。

ジャガイモがサイレンサー代わりになるという神話の成立は、1920年代のギャング犯罪多発時代にさかのぼり、その後も映画でつかわれたり、人々の間で語り継がれるなどして今も生き延びているということだ。

「ディック・トレーシーの漫画ならともかく、実際には全くの間違いだ」そう語るのはマイアミ・デイド郡警察の巡査部長、ボブ・ヘルシャーだ。「小口径銃で火薬量が充分少ない場合なら、幾分か銃声は押さえられるかも知れないが、普通はひどい結果になる。まず、銃口から360°方向にポテトサラダがばらまかれるね」。

昨年サンディエゴでは、女性が自分の夫をこのジャガイモサイレンサー付きの拳銃で撃って殺そうとした。幸い弾はそれ、飛び起きた夫は床にジャガイモの破片が散らばっているのを発見した。インディアナ州マンシーでは、ジャガイモを装着したレボルバーを持った強盗が質屋を襲い、発砲したものの弾は当たらず、逆に店主に撃ち倒されている。店主は散らばったジャガイモを掃除するため、一日近く店を閉める必要があった。

なお、トンプソンの事件では彼が使った9mmルガーと8発の実包が証拠物件として押収されたが、ジャガイモはそのまま現場に残されたという。(以上、こちらの記事と新聞記事より適当に抜粋)

本当にそんな伝説があるのかと思って検索したら、CATVでやっているらしき「CSI:科学捜査班」という海外ドラマのなかで、ジャガイモ・サイレンサー銃をつかった殺人が2件も出てくる話があるのを発見した。題名からすると科学捜査をテーマにしているのだろうから、そこでこれをあえて取り上げると言うからには、向こうのドラマ業界ではかなり信じ込まれている伝説であると知れる。こういう、実際にまず確かめようのない事柄についての伝説は、なかなか訂正しにくいですからなぁ。

そんなわけで、もし他人に知られることなく銃をぶっ放したいと考えている人がいたら、ジャガイモサイレンサーにはなんの実効もないばかりか、散らばったジャガイモの片づけに手間がかかるだけだということをお忘れなく。

投稿者 webmaster : 2006年06月04日 20:34

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コメント

>発砲炎でズボンが大火災

殺し屋が拳銃に羽根枕を押しつけて撃つ、なんてのもたぶんデマでしょうな。羽根が焦げてイヤな臭いがたなびく程度かも。

>サイレンサーで音がほとんど完全に消えるという話自身が実際問題都市伝説

可能性高いですね。エンジンのマフラーだって、べつに排気音が聞こえなくなるわけではないですからね。

投稿者 webmaster : 2006年06月05日 21:42

はじめまして。いつも楽しく読ませていただいております。ところで、サイレンサーで音がほとんど完全に消えるという話自身が実際問題都市伝説じゃありませんか?
現実には映画と違って音が出るけど、一部の音域が消せて嬉しい程度だったように聞いたことがあります。
本物を見たこともいじったこともないので確かめようがありませんが、実際に回転する部分とか銃口以外にも隙間だらけに思えるので銃口の先に付けたくらいで全ての音を限りなく消せる装置が機能しそうに思えないのですが...
まぁ、ジャガイモじゃダメっぽいのは、そりゃそうでしょうね。

投稿者 本多 : 2006年06月05日 17:31

ジャガイモ・サイレンサーって・・・。
そういえば、よくポケットの中(ホルダーの中?)に入れたまま、銃を発砲するシーンが刑事モノのドラマや映画に
ありますが、あれはデマだそうで。
実際にやると発砲炎でズボンが大火災になるそうです。

投稿者 kekekentaro : 2006年06月05日 00:29