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2006年08月25日  CT・MRI画像のイエス [都市伝説・デマ・トンデモ, ニュース]

CT_jesus_s.JPG昨日の「超音波画像のイエス」をうけ、ヤケクソのように同工異曲を紹介。まずはeBayに現在出品中の「CT画像に現れたイエス様」より。

出品者の母親は昨年の春体調を崩し、気管支炎に加えて、偏頭痛、痛みを伴う強い耳介部のしびれ感に悩まされた。受診した医師は脳腫瘍の疑いがあるとして、CTスキャン検査を行った。その際の画像がこれである。その画像には「心配することはない。私を信じなさい」と語っているかのように、両手を広げたイエス像が現れていたのであった。

その画像には腫瘍所見もなく、程なくして母親は回復し、仕事に戻ることが出来た。でも、たいがいの正常頭部CTを上下ひっくり返して見れば、こんな風に見えるんじゃないかなぁ。経由の方も多少ウソっぽいし。出品者は医師の薦めもあり(ホンマか)、このCT画像をeBayに出品することにしたのだという。現在、終了期限まで7日となっているが、まったく応札はない。そりゃ他人の頭部CTを100ドル以上出して買おうという物好きはいませんわな。もっとも、最終価格の10%は米国ガン協会に寄付するということなので、あえてだまされてもいいわと思う人は、ぜひ応札を。

エコーにCTと来れば次はMRIである。ピッツバーグのアレガニー総合病院で神経内科医の元で働くロンダ・ホッジさんは、持病の頸椎ヘルニアのため頸部MRI撮影を何回か受けていたが、そのうちの一枚に驚くべき画像が写っているのに気が付いた。そこには、十字架にかけられたイエス像が写っていたのである。

「画像には荊冠をつけ、両手と足を釘で打ち付けられたイエス様の十字架像を見ることが出来ました。でも私は自分の必要とするものを信じるだけです。私の首の症状は収まってきていますが、それがイエス様のおかげか、治療の成果なのか、私には判りません」、ロンダさんはTVインタビューにそう語っている。

多分第一頸椎の高さでT2強調矢状断像をとったと思えるMRI画像は、あんまり鮮明ではないものの、確かに手を上方に広げた胴体のようにみえる。無理矢理十字架像に見立てることも出来そうだが、少なくとも私には、荊冠も釘もみえない。大体、この絵では首がないのでは。リンク先のTVニュースサイトでは、画像にくわえインタビューの動画もあるのでゆっくり観察して頂きたいが、どうもこちらはちょっと無理があるように思える。ロンダさんも同僚からMRIフィルムをeBayで売るよう勧められたそうだが、そうしなかったのも当然であろう。

それにしても、何故か急に医療画像上の聖なるイコン騒ぎがあちこちで持ち上がっている様子である。私も他科のフィルムカンファランスにでも顔をだし、この手の画像を見つけてみようかな。

投稿者 webmaster : 2006年08月25日 23:23

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コメント

日本でも日々同様の情報が乱れ飛んでますね。特に夏は多いのでは?

通常、心霊写真と言われていますが :)

投稿者 問題児 : 2006年08月28日 02:52

>wwwを付けずにmed-legend.comだけをURL入力して頂くと問題は解決するはずです。

たしかに、他のエントリも表示されるようになりました。
それにしても、このエントリだけは、なぜ表示されたのでしょうね?
…もしかして、イエスの奇跡ですか?(笑)

投稿者 hs : 2006年08月27日 20:33

>いままで、サムネイルが表示されない&画像クリックしても全面グレー状態になったまま何も起きない(復帰もできない)状態

アクセスする時、wwwを付けずにmed-legend.comだけをURL入力して頂くと問題は解決するはずです。サーバーがmed-legend.comとwww.med-legend.comを別物だとして、画像直リン排除機能が働くようなのですが、設定がどうにも変えられません。

投稿者 Webmaster : 2006年08月27日 10:38

「マッハ主義」でありんす。

投稿者 小狸工房 : 2006年08月27日 02:29

キリスト教を信仰すると想像力豊かになれるんですかね?
ホント「信ずるものは救われる」良い宗教だと思います。

April 21, 2005 ガード下のマリア様 [ニュース]
http://med-legend.com/mt/archives/2005/04/post_531.html

May 9, 2005 地下道のマリアに新発見 [ネタ]
http://med-legend.com/mt/archives/2005/05/post_546.html

投稿者 スポック : 2006年08月26日 23:09

心眼と云えば、データー解析の基本で、並の人間にはノイズにしか見えないものから、ちゃんと「好きなモデルに合う」現象を取り出して、物語を作るんだそうです。皆、これやっているので、同じ画像データーが全然正反対の解釈を受ける事も良くあります。私の知っている範囲ではイギリス人に多いけど、分野によって違うのでしょう。それに対して、データを純粋にデータとしてみて、それから云える事しか云わないって派もありますが、何故か論文には通りにくいようです。

というわけで、科学も信心からのようです。

投稿者 元大学院生 : 2006年08月26日 22:32

ご参考まで。
このエントリから画像がちゃんと見える(&クリックで拡大表示もOK)ようになりました。
(XP + Firefox 1.5.0.6)

いままで、サムネイルが表示されない&画像クリックしても全面グレー状態になったまま何も起きない(復帰もできない)状態でした。(いまも過去のエントリはその状態です)

ちなみに、別館は以前から大丈夫でした。

投稿者 hs : 2006年08月26日 17:13

ありとあらゆるすんごい枚数見まくったけど何かに見えたことなんて一度もないなぁ。
説明聞くのだけで必死だからそんな想像力が発揮できるくらいの余裕か神頼みか、微塵もありゃしませんよ。何か発想が根本的に違うんでしょうかしらん。

投稿者 ネムネム : 2006年08月26日 10:31

子供の頃、天井板の木目に宇宙を見た。

あれが大マゼラン、あれが小マゼラン、あれがアンドロメダ…

そういえば大正期には雨戸の染みが観音様に見えるという事件が報道されていましたね。
これは奇跡が(笑)起きたというより、日常の出来事が新聞というメディアを通して拡大されたわけで。

投稿者 小狸工房 : 2006年08月25日 23:36