« 相似形オヤジ | メイン | プロレス脳の恐怖 »
ウィスコンシン州、ギブスビルの改革教会メンバーたちが、教会の150周年を記念して600個の風船を空に放ったのは7月23日のことだった。風船には「この風船を発見されたかたは私どもの教会までご連絡ください」と書かれたタグが付けてあったが、誰もそんなに関心を払っていなかった。
しかし、インディアナから二通、ケンタッキーから一通の風船漂着を知らせる便りが届いたとき、教区の人たちは歓喜した。しかも、その後届いた知らせは中国の北京からであった。手紙には全く痛んでいない風船のタグが添えられ、「7月30日、11時40分、北京天壇2階に漂着」と記されていた。(Link)
当初、教区の人たちはこれを信じようとした。アイオーネ・ハイネンさん(70)は、もしその知らせが北京から届いたものならば、これこそ信仰の証であると考えた。「美しく晴れ上がった日でした。風船はまっすぐ空に登っていきました。私には判らないけれど、神様が風船を北京まで運んでくださったのなら、それには理由があったのでしょう」。
手紙の封筒には中国の切手が貼られていたが、発信者の名前と住所は書かれていなかった。「疑り深い人も沢山いたけれど、見た限りでは本物のように見えました」、ハイネンさんはそう語る。
先週初め、ゲリー・ダイクストラ牧師はこの件についてこう語った。以前教区に住んでいたある人物が、記念事業のさいに教会を訪れ、その後、中国に行ったことが判明したと。牧師はその人が風船のタグをもって中国にいったかどうか、確かめているところだと。そうだとしたら風船がジェット気流に乗って地球を半周し、北京の天壇に着地した可能性はなくなる。
「これはちょっとしたジョークで、そいつが我々をまずい立場においたということだ。返信先が書いてなかったのがそもそも怪しかった。まあ、よい教訓にはなったがね」、牧師はそう語る。
この記念事業を発案したマリー・オングナさんとその夫、フィルさんは、もし北京からの返信が偽物であったとしても、祝賀行事に水を差すことにはならないという。
「これは私たちの期待を超えていました。実際、ケンタッキーから返事が来ただけでも私たちは幸せでした。とても素晴らしいことです。それ以外のことは、ボーナスなんですよ。誰かがイタズラをやったのは驚きだけれど、それでも私たちは幸せです」、彼らはそう語る。インディアナとケンタッキーに届いたのだから、それ以外の風船がどこにいっても気にはしない。風船は確かにその仕事をしたのだと。
「我々の手の届かないところで、別の計画があったのでしょう。神の言葉を送り、それが遠くに届いたのなら、それは素敵なことです。それこそ教会がなすべきことなのですから」。(引用以上)
素朴な信仰と、俗っぽいイタズラの対比が妙をなすニュースでありましょう。私はこれを報じる新聞についているSheboyganという地名をみて、まるっきり別のスケベ連想をしたことを正直に告白しておきます。
投稿者 webmaster : 2006年08月28日 22:19
このエントリーのトラックバックURL:
http://med-legend.com/mt/mt-tbcba.cgi/884