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科学者によれば、ネズミはチーズを全く好まず、むしろ糖分の高い食品の方が好きらしい。この研究はマサチューセッツ・メトロポリタン大学と、スチルトン・チーズメーカー協会の研究者たちによって行われた。
動物と食品に関する広汎な研究テーマの一分野で、彼らが発見したのは、ネズミの食餌はもっぱら穀類と果物であって、チーズのような香りと味の濃いものは食べないと言うことだった。(Link)
動物行動学者のディビット・ホームズ博士はこう語る。「ネズミがチーズを好んで食べるというのは常識になった前提だが、ネズミの進化過程の大部分はチーズとか、それに類したものがないところで進んできた」と。
「ネズミは食餌の臭いと歯触り、味に反応するが、チーズは自然環境で彼らが得ることが出来ないものの部類にはいる。従って、ネズミがチーズに反応することはない」。
スチルトン・チーズメーカー協会の関係者も、次のように語る。「ブルー・スチルトンチーズは特有のアロマを持ち、世界中に多くのファンを擁しているが、ネズミたちは明らかにそこには入らないね」。
多分、チェダー・チーズでも同じだろう。(引用以上)
チーズをねらうネズミと、ネコもしくは人間との攻防を描いたマンガや映画を数多く見てきた経験からいえば、にわかには信じがたい「研究」内容なので、必死に検索して元リサーチを見つけようとしたのだが、どこにも見つからなかった。
そもそも不思議なのが「動物行動学者のディビット・ホームズ博士」で、マサチューセッツ・メトロポリタン大学だけでなく、こういう名前の動物行動学者が発見できないのだ。同大学には、同じ名前の犯罪心理学者で「女性の理想的なお尻の形を示す方程式」なんてのを発表している人がいて、けっこうブログ界では知られている。いつの間にか動物行動学者になったのか?まあ、似たようなものだけど。
偶然の一致で同姓同名の研究者がいる、と言うこともあるかも知れないので、一応、こちらで確認してみたが、少なくとも教官のディビット・ホームズ博士は一人しかいない様子。
それに、進化過程でいくら出会わなかったとはいえ、偶然好みを示すことだってあるんではないですかねぇ。例えば、私の祖先たちはその進化過程でキャビアとシャンパンに出会っていたとは思えないが、今私はそれらを異常なまでに好むんだが。反証になってないか。
そんな訳で、出自が今ひとつはっきりしないが、今後フォローアップに努めることとして、ひとまず紹介。(Via)
投稿者 webmaster : 2006年09月07日 21:38
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衝撃!ネズミがチーズ好きというのは…実はガセだった! [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年09月09日 22:06
今でも食べていますから、より正確には
「自分で魚を獲っていた」
ですね。
投稿者 小狸工房 : 2006年09月18日 00:50
>前の共通祖先系に近いベンガルヤマネコ(イリオモテヤマネコもベンガル系の島嶼特殊変異亜種)までたどると,水浴が得意で潜って魚介類を捕ったりするわけで
という事は遺伝の何処かに残っている訳ですか。じゃあ
(1)猫は昔は魚を食べていた、
でいいわけですね。これで長年の疑問が解けました。
投稿者 北欧在住 : 2006年09月17日 03:30
丁寧な解説、真にありがとうございます。
そろそろどなたか親切な方が系統立てて進化と食性について説明してくださるだろうとは踏んでおりましたが(笑)。
ネズミ→雑食というわけではないのですね。むしろドブチュのほうが例外的でしたか。苗木をかじるチュを仕留めるバッタンコには今も昔もカボチャの種がベストとか。
同期の一人は朝から晩までウンコを分析しているとぼやいておりましたが。糞便から食性を割り出すのはフィールドワークの基本のひとつだろっと。
投稿者 小狸工房 : 2006年09月17日 00:38
イエネコの場合,内陸部,魚に遭遇することの無かったと思われるリビアヤマネコを起源としますが,もちろん多くの個体が魚大好きです。一方でさらに前の共通祖先系に近いベンガルヤマネコ(イリオモテヤマネコもベンガル系の島嶼特殊変異亜種)までたどると,水浴が得意で潜って魚介類を捕ったりするわけで,えせ動物行動学者の説も,要は進化過程の長さとそこで淘汰される形質の範囲と性質が自説に都合良く解釈されているだけです。種と進化,その概念と意味が分からない人が良くこういう勘違いをします。
ちなみに学生時代,何も分からず森林性野鼠にチーズを使ったときの戦績は最悪でした。ドブ・クマなどの汎世界種になるほどのネズミに比べ,ほとんどの野鼠は食べ物には保守的で,ほとんどの個体は生活史のある時期,環境中にある餌で食性が限定されます。草食性を外して昆虫食&種子食(「雑食」ではない)の野鼠でも,ディビット・ホームズなる親父がチーズを食わそうとしても食わない個体の方が多いでしょう。一方で獣脂入りの蝋燭はかじったりします。こういう一見矛盾に見える食性を丁寧に説明するのは,手間がかかります。実験系では馬鹿の一つ覚えでマウスをネズミの代表とすることが多いということでネズミ=マウスと考えると,野生のハツカネズミは本来は,昆虫食ですね。
マクロ生物系や最新進化理論についての知識が全く無いまま行動学に踏み込む人は最近でも少なくないのですが,こういうばかげた話をして行くところまで行ってしまう人が時々おります。もちろん学会発表では,初日の朝一とか,バンケットの翌日,最終日の最後とか一番誰も聞きに来ない時間帯に廻されたりしてます。
投稿者 complex_cat : 2006年09月15日 08:40
>イリオモテヤマネコ
http://www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/txt/content/006.html
環境省のサイトによると、潜水して泳いで魚を捕まえるそうです。
投稿者 alp : 2006年09月10日 11:32
油揚げが好きなのは、狐ではなくて狸だと
トリビアの泉でやっていたような・・・記憶違い?
投稿者 読者A : 2006年09月10日 00:30
>「水を嫌わず、潜水して獲物を捕える習性」
おおおおおおぉぉぉぉ!
素潜りニャンコ!
文脈からすると蟹や蛙を捕らえる雰囲気ですね。
ここまで来ると魚を自力で獲るまでもう一歩です。
こうなったらむきになって検索を掛けるの図。
http://ws1.dk-style.jp/~atoz/animal/sunadorineko.html
わー、ホントにいたー(笑)。
水面から掠め取りもすれば、潜水して捕まえたりもするそうですね。
ふと「池猫」を思い出す。
投稿者 小狸工房 : 2006年09月09日 23:25
>「泳ぎが得意」なのと「これによって捕食する」とは直接関係無いような
それが、Wikipediaによれば、「水を嫌わず、潜水して獲物を捕える習性」があるとされてます。「魚を捕る」とは書いてないけれど。
投稿者 Webmaster : 2006年09月09日 21:24
「泳ぎが得意」なのと「これによって捕食する」とは直接関係無いような(笑)。
水面に前足浸してニャッと掠め取る例の妙技でしょう。
参考:金魚鉢の金魚
それともイリオモテヤマニャンコは水中に潜って魚を捕食するのでしょうか。うーむシュールだ。
魚が嫌いな猫は、生まれてこの方魚を見たことが無かったので食物として認識できないとか。
愛猫その二が食パンを食べられなくても、その一がムシャムシャやってるとつられて食べ始めましたから。次からは抵抗無く食べていました。というかこいつら今までどこでナニ食べて生き延びて来たのやら。
投稿者 小狸工房 : 2006年09月09日 21:10
>猫の進化の過程においては、泳ぎが得意な時代があったのか?
イリオモテヤマネコは泳ぎが得意らしいです。
http://www.kahaku.go.jp/special/past/nihon/infomation/chapter_1/neko.htm
投稿者 Webmaster : 2006年09月09日 17:39
>猫の進化の過程においては、泳ぎが得意な時代があったのか
水の嫌いな猫が魚が好きってって現実は、20年来、僕の頭で疑問として残っていて、誰に聞いても答えてくれないんですよ。このまま死ぬまで誰も答えてくれなかったら(って半世紀先の話だな)、来世は化け猫になって生まれ変わるかも。
(1)むかしむかし猫は体が大きくて、海も渡れば魚も食べた、、、
(2)沿岸地域の魚の打ち上げられやすい所に生きていた、、、、
(3)エジプトで猫が人間に見いだされた時、魚を食べない猫は不吉として全て殺された
投稿者 北欧在住 : 2006年09月09日 17:25
すると、猫の進化の過程においては、泳ぎが得意な時代があったのか?あるいは、たまたま魚が陸上で生活していた時期があったのか?この動物行動学博士は、どちらを主張されるのでしょうかね?
投稿者 スポック : 2006年09月09日 14:01
僕の知っている限りでは猫は魚です。こちらでは煮干しが猫用最高級食品として売られています。東欧出身の人に聞いても魚だそうですが、ドイツは肉だと言っていました。総合すると魚と肉の両方が取れる環境では魚が優先ではないでしょうか? つまり魚が例外でなく、肉が例外という。
投稿者 北欧在住 : 2006年09月09日 03:41
> 日本ではたまたま魚が豊富なので猫も魚を食べるが、
言われてみれば、猫も本当は肉を食べたいのだけれど、主人の好みにつき合わされているだけなのかも知れませんね。
ただ、これは例外的な話なのかも知れませんが、私の知人宅の猫は、呑んでいる私の膝に乗ってきて肴をねだるのですが、箸で肉をつまんだときより、魚をつまんだときの方が、目つきが断然光って見えます。猫は本当に魚が好きなのかどうか?同じ条件で食べられるときどちらを選ぶのか?どなたか飼われているなら実験していただけませんでしょうか?
投稿者 スポック : 2006年09月08日 22:21
「チーズは自然環境で彼らが得ることが出来ないものの部類にはいる。」というのはものすごく説得力がありますねぇ。
ヨーロッパの猫缶は圧倒的に肉中心メニューで、日本で販売しているメーカーと同じメーカーの猫缶でも肉メニューです。我が家の猫さんは牛肉や羊肉メニューより鶏や鴨、兎の方が好きなようです。自然界で実際に狩って食べられるものを好むものかと思っております。
投稿者 Caorina : 2006年09月08日 17:46
「猫が魚好きか」ということに対して、似たような論法で否定している専門家もよく見かけますね。
しかし、実際にうちの猫は肉より明らかに魚に反応しますし、こういう猫は少なくないでしょう。
まあ、実際魚嫌いの猫もそれなりにいるようではありますが。
私が考えるに、「猫は意外と嗅覚が弱いので、臭いの強い魚は嗅覚をそそるから好き」ってのが一番大きな理由なのではないかと思います。
#もちろん好みに合えばという前提は付きますが
同じ理由で、ネズミも臭いの強いチーズには誘引されやすいのではないでしょうかね。
ちなみに、進化の過程云々を語りだしたら、パンダは笹が嫌いってことになってしまいますね…
投稿者 B-51 : 2006年09月08日 14:13
キツネは油揚げが好きかどうかも調査してほしいような。
投稿者 風鈴’ : 2006年09月08日 08:12
「猫に魚」のネタがスポック氏とかぶるこの不思議。
投稿者 小狸工房 : 2006年09月08日 08:03
進化の途上で遭遇して無くても、栄養があって軟らかいものなら何だって食べるでしょ。
連中、園芸肥料まで食べてるし。
なんだって肥やしなんか食べてんのかと思ったら、骨粉が原料でした。
それで疑問なのは猫に魚は果たして本当にデフォなのかという命題。
日本ではたまたま魚が豊富なので猫も魚を食べるが、外国では肉を食べるのが一般的とか。
と、T君の御父上がしこたま小鯵を釣って帰ったものだから何枚かお土産に頂く。
試しに愛猫に一、二枚与えてみると、
…鰭一枚残りませんでした(笑)。
投稿者 小狸工房 : 2006年09月08日 01:47
「チーズは自然環境で彼らが得ることが出来ないものの部類にはいる。従って、・・・」という下りは、たしかにもっともらしく聞こえるのですが、果たしてどんなもんでしょうか?猫が池や海に潜って魚を捕らえるとか、川で鮭の遡上を狙うとかいう話だって聞いたことはありませんが、猫が魚を好んで食べるということは、サザエさんの世界だけではないようです。
投稿者 スポック : 2006年09月08日 00:50