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しつこいシャックリというのは時々見られる訴えで、以前書いたことがあるように、なかなか効果的な治療法がないため、患者さんはもちろん、プロの側も困惑してしまうものだ。
この度、米国Hic-Cup社が世に問う新発明が、このシャックリを簡単に止めるというふれこみの"Hic-Cup"である。シャックリを英語でHiccupというので、シャックリ治療カップ="Hic-Cup"という訳である。なかなかのネーミングって、そのまんまやんけ。
これはステンレスのカップの内部から、絶縁された銅のロッドが上に伸びる形状をしており、使用時にはカップの中に水を入れ、ロッドを頬につけて飲むという行為だけでシャックリが止まるのだそうだ。一個約25ドル、3個同時お買い上げなら60ドルである。
米国特許庁への申請文書には、異種金属間で発生した電位を利用して副交感神経を刺激し、シャックリを治療すると書かれている。2003年10月に特許出願し、認可されたのは今年の6月、ついこの間のことである。満を持しての発売というところか。
その構造はこちらである。ごらんの通りの単純さで、電位の発生と言ったってそう高電位でもないだろうし、ホントに効くのか疑いは尽きない。冷たい水を飲むだけでも、シャックリが止まることはありますからなぁ。
同社の「利用者の声」欄には、「たちどころに効いた」という感謝のお便りが山ほど載せられているのだが、そのまま信じるほど、お人好しではないし。すでにマスコミでも様々な報道がされているようで、おおむね好意的な扱いのようだ。取材にいったスタッフが、偶然止まらないシャックリを抱えていると言うようなことは滅多にないだろうから、効くか効かないか検証することは出来ませんわな。
米国CBSが放映したビデオ(注:CMあり)へのリンクはこちらなので、トンデモ商品かどうかの判断材料にどうぞ。ビデオでは発明者の奥さんがこのカップを使って見せているが、少なくとも飲むと電撃がくるようなものではないらしい。シャックリが止まるというのがホントだったら、それは実に素晴らしいことなんだけど。<Via>
ちゃんと、「ガンの化学療法で誘発されるシャックリや、その他の難治性シャックリには効果が限られる」と書いてありますわ。でも効かない場合は、送り返せばお金を返してくれるんだって。「もしこの製品が効かないときは、何か本当にまずい事態が起こってるかも知れないので、すぐに医師に相談しなさい」とも。やっぱ、冗談商品かなぁ。
投稿者 webmaster : 2006年10月05日 22:29
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■「直腸刺激でしゃっくり止める」に、イグ・ノーベル医学賞(CNN) 世界のバカ研... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年10月07日 11:58
直腸刺激が良いそうです。
投稿者 小狸工房 : 2006年10月06日 22:21
同じくしゃっくりネタで、栄誉有る(?)イグノーベル賞貰った人もいるようです。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200610060022.html
投稿者 水瓶座 : 2006年10月06日 22:15
これ,Ig Nobel賞でしゃっくり関係の研究が受賞したのにちなんだエントリでしょうか?
投稿者 彼方より : 2006年10月06日 19:28
> 電位の発生と言ったってそう高電位でもないだろうし、
いえいえ、本当は電位差が効くのではなく、ロッド先端の丸い部分が頬の「シャックリツボ」を刺激して、シャックリを止めるのです。まぁ冗談はともかくとして、滅多に使わないとだろう想定されるのに「3個同時お買い上げなら60ドル」なんてほざいているのですから、ユーモア商品なのでしょうね。使用することによる深刻な副作用も無さそうですし、これを信じて本当のシャックリ治療が遅れることが無きようにとの警告もありますし。
投稿者 スポック : 2006年10月06日 13:11