« 「遺息」封入ペンダント | メイン | 「偽」NRA文書騒動 »

2006年12月24日  時代は「牛転がし」から「豚投げ」に [ニュース]

ミシシッピー州ウェストポイント市法廷は、市内のホリディ・イン・エキスプレス・ホテルのカウンター内に、体重30kg近い豚を投げ込んだケビン・ピュー(20)に対して、風紀紊乱の罪で279ドルの罰金を言い渡した。ピューはこの件について罪を認め、単なる悪戯であったと釈明していた。

ウエストポイント市警によれば、市内のレストランやホテルで、この8月から4件の動物投げ事件が続発していた。2件では豚が使われ、残りはオポッサムであった。そのすべてにケビン・ピューが関わっていると市警は考えているが、実際に訴追されているのはこの件と、レストランに豚が投げ込まれた事件であるが、こちらについてはピューは容疑を否認しているという。

ホテルの職員によれば、ピューは11月12日未明にホリディインに現れ、「誕生日おめでとう」と叫んで豚をカウンターごしに投げ込んだという。怪我人は出ず、豚も無事であった。ピューはこのホテルと何の関連もなく、また酔ってもおらず、薬物も使用していなかった。市警捜査員はこう語る。「およそ、こんな馬鹿げた事は見たことないね。本人は悪戯だっていってるが、レッドネック連中のやりそうな事だよ」。<参考報道123>

アメリカの若者の間には「牛転がし」という伝統的悪戯があるのだそうで、こちらでも2回ほど関連記事を書いたことがある。夜中に仲間とこっそり牧場に忍び込み、立ったまま寝ている牛の足もとを巧みに持ち上げてひっくり返すのである。牛はとっさのことに反応出来ず、いつまでも立てずにあわてるばかりになるので、それを見て楽しむというもの。

どこが楽しいのかもう一つ理解出来ないのだが、それよりも問題なのは、牛の習性から見ても、力学的な観点からも、こういう行為は成り立たないということなのだ。逆に、こういう架空の行為が娯楽になると、大多数のアメリカ人が信じているということが、ある意味、興味の対象ともいえる。

そんなわけで、実際には無理な行為を楽しみにするのは空しいと気付いた先進的悪戯者が、容易に実行出来るプラクティカル・ジョークとしてこの「豚投げ」を提唱した、と考えるべきでありましょうか。<Via>

投稿者 webmaster : 2006年12月24日 13:56

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://med-legend.com/mt/mt-tbcba.cgi/981

コメント

牛転がしのパロディが、disney/pixerのアニメ、CARSに登場します。

牛に見立てたトラクター達が、夜寝ているときに主人公たちに驚かせられてひっくり返り、そのまま動けなくなると言うものでしたが。
こちらのサイトを見て、やっと意味がわかりました。

米国では、そのくらいポピュラーなジョークと言うことでしょうか??

投稿者 くるまこのみ : 2006年12月27日 22:43