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2005年12月17日に発刊されたBMJ掲載論文、"Time to pregnancy and sex of offspring: cohort study"より。
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精子が運ぶXとY遺伝子の比率はちょうど50%であるが、男児は女児より多く生まれる。男児の胚と胎児死亡率は女児より高いことが知られており、それを勘案すると受胎の際は男児の率がさらに高いことになる。この理由は未だに説明されていない。
この謎を解く鍵は、おそらく受精と受胎の過程にあると思われる。つまり、Y遺伝子をもつ精子はより受精の成功率が高いのであろう。一つの仮説は、Y精子はX精子と比べて、粘液の中をより速く泳げるというものである。
自然受胎では、精子は子宮頚部の粘液部分を自力で通過する必要がある。従って、その粘稠度が受胎の成功率に関与する割合が高いことになる。我々は、妊娠に至る期間が長いほど、男児が多くなると考えた。その仮説を踏まえ、妊娠に至る期間と、結果としての性比の関連性を調べたものが本研究である。(引用以上)<Link>
研究者たちは2001年7月から2003年7月までの間に単生児を出産した5283例の母親(平均年齢30.5才、初産率47%)を対象として、妊娠に至る期間と出産児の性別を調べた。その結果は歴然たるもので、上に示したグラフのごとく、妊娠までの期間と男児の率はきれいに正の相関を示したのだった。この相関を近似式で示すと、以下のようになるという。
ln[男性比]=[0.0131*妊娠までの期間(月)]+0.0116 <危険率2%>そんなわけで、妊娠可能となってから受胎する間隔が長ければ長いほど、男児を得る率は高くなることが示されたことになる。男児出産を宿望されている、某やんごとなきカップルにおかれては、やいのやいのと騒ぐ不敬の輩に惑わされることなく、ひたすら男児出産率の向上に向けて待機なされるのが吉かと思われる。
投稿者 webmaster : 2006年12月07日 21:59
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確かに、この論文では"time to pregnancy"の定義がはっきりせんです。前後関係からすれば、「受胎可能な条件を前提に、子作りを始めてから妊娠するまでの期間」という意味だと思われますが。
子宮頚部の守りが堅い場合、そこを見事突破するには動きが機敏なY精子でも長期の攻城戦を強いられる、つまり、妊娠までの時間が長いというのは、条件と言うより結果なのだと解しております。
投稿者 webmaster : 2006年12月08日 17:21
「妊娠可能となってから受胎する間隔」とは、何時から何時の期間でしょうか?たとえば、第一子を出産して授乳を止めたときから、第二子を妊娠するまでの期間でしょうか?もしそうだとすれば、「妊娠可能になってから妊娠するまでの期間」が最も長いのは、圧倒的に第一子ということになりますが・・・
投稿者 スポック : 2006年12月08日 08:55