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2006年12月12日  六甲山・死の彷徨 [ニュース]

古館伊知郎のニュースショーを見ていたら、10月に六甲山で遭難して、3週間行方不明だった人の話を報道していた。なんでも、この人は「職場の同僚とバーベキューをしたあと、1人で山を下りる途中に転落し、骨盤を骨折して動けなくなっていた」が、バーベキューに使った残りの焼き肉のタレを栄養源にして、3週間を生き延びたのだという。<Link>

この人は同僚とロープウェイで一緒に降りるはずが、切符を紛失していて、1人徒歩で六甲山を降りようとしていて途中で転落したらしい。そんな事情までわかっているのに、なんで同僚たちは3週間もそれを放っておいたのだろう。あの六甲山で、捜索していたのに見つからなかったというのは考えにくく、その辺の事情はどうなっているのかというのが関心になるのは当然なのだが、ニュースは全くそのあたりには触れず、持っていたエバラ焼肉のタレのお蔭で生き延びたという、ほとんど枝葉末節の話題のみを告げるのである。

行方不明であった人が持っていたのは、半分残ったタレであったらしい。一本丸々あったとしても、200カロリーである。一食分のカロリーにもならない分を持っていたって、その生存に決定的な役割を果たしたとはとても思いがたい。それを意味不明に報道して、なぜ3週間も放っておかれたのか、というようなところには知らぬふり、なんてことが報道機関として許される態度なのだろうか。

もしかして、エバラがスポンサーになってくれるかも知れないから、あえて無意味に膨らませて報道しているのか?いくつかの新聞報道を調べてみても同じような内容なので、単にTV報道の問題点とは言えないようだ。要は、既存マスコミすべてが腐っていると言うべきかも知れない。

確かにね、私も被害者が彷徨したわけでもないのに、「八甲田山」との類似の線から、「死の彷徨」なんてのを題名に付け加えましたがね。そういうギャグ感覚と、報道の使命というのはまた別のことだと思うわけで。

投稿者 webmaster : 2006年12月12日 22:50

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コメント

退院の記者会見で、焼き肉のタレで生き延びたのではないと聞いて焼き肉のタレのメーカーががっかりしたそうですが、冬眠状態になったのは遭難した人の特異体質ではなく、もしかして焼き肉のタレに冬眠物質が含まれているとう事はないのでしょうか?

投稿者 nanameyomi : 2006年12月24日 15:21

今頃こんな記事が載っていました。↓

焼き肉のたれじゃなく冬眠で生き延びた
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061219-132569.html

投稿者 スポック : 2006年12月20日 08:35

「歳末警戒、飲酒検問ご苦労さまです」
先日、自宅と車庫のトポロジーで、2度もご挨拶しました。
もちろん、生還したので事件性は全然ないです。報道も有馬泉。
磁石と地図持って、300mのお山でロストした私は
軽装はちょっとお勧めできません。

投稿者 まかない : 2006年12月20日 00:20

この事件は,全く奇妙な事件だと地元民の一人として感じずにはいられません。

1.六甲山系で、滑落死したことはあっても道に迷って遭難死というのはまず聞いたことがない。
2.何故ならば、六甲山系は最高峰でも1000メートル以下の低山で、開発が進んでおりあちらこちらに道路が走っている。 その上表六甲山系は殆ど場合海に面しているほうが南なので道に迷ってもそれほど苦労することがない。
3.新聞報道では、焼肉のたれとペットボトルの水しか所持していなかったと報じられていましたが、それだけの水で3週間あまりもの間、生き延びられるのだろうかと不思議に思いました。
4.ひまネタなのかもしれませんが、全国ニュースになるほどのことかと思ってしまいます、これが厳冬期の八甲田山なら別でしょうが。
5.それにしても、地元紙を含め記事の殆どは内容が一緒で警察発表をそのまま写したのではないかと思われるほど似ていました。 この点では確かに先生の言われるように、マスコミは腐っているのは確かかもしれません。

投稿者 ダンコース : 2006年12月16日 19:08

如何に同僚が下山を勝手に仮定して、そのあとトラブルに巻き込まれたと思い込んでも、下山道での捻挫、骨折等を想定するのは常識です。
つまり明らかに警察の怠慢を示している事件で、だからこそ大新聞・テレビはそれを報道しなかったって訳ですか。十年前には有り得なかった「新聞の大本営化」が凄い勢いで進んでいるんですね。

投稿者 六甲山経験者 : 2006年12月16日 17:21

まあ確かに、山というものはいざ緊急時となると日常的な様相をがらりと変えて人に迫るものではあります。

つい先日も、小学生の遠足場所として名高い神奈川の大山(おおやま、ダイセンにあらず)でマナスルに登ったことのあるメンバーも含んだ家族が行方不明になっておりましたが、六甲山の場合はどんなモンでしょうか。視覚的見当識を失うことはまず無い山なんですがねぇ。

下山道なんてそうルートもないんですぜ。一日数回は往復できそう。本人が動けなくても、調べりゃ一発でしょう。警察の努力には問題があると思って不思議はないのでは。同僚や家族にしても、駅でビラまいてもしょうがないと思うんだが。

その辺の見当はずれ捜索を誤魔化すための焼肉のタレ報道ではないかな、なんて考えてしまうわけ。なんぼなんでも、焼肉のタレが先にある話だとは思いたくないわけで。

投稿者 webmaster : 2006年12月16日 01:14

>なんで同僚たちは3週間もそれを放っておいたのだろう。
http://megalodon.jp/?url=http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000154361.shtml&date=20061215215152
によると、
>出勤しないのを心配した同僚が十日、家族を通じて捜索願を出した。
>延べ約四百人の西宮市職員らが二十九日まで、同駅周辺などを中心に捜索。
>登山客の利用が多い阪急六甲駅などで、顔写真入りのビラを配るなどして、情報の提供を呼び掛けていた。
>灘署も登山道などを捜索していた。

投稿者 ゆう : 2006年12月15日 21:56

和製ピアノマン~エバラ焼肉のたれバージョンでしょうか?

投稿者 Sono : 2006年12月15日 08:03

うさんくさいですよね、この報道

なにより、この遭難した方の写真がうさんくさい

こんな姿勢よくフツウ食べますかね

タレの皿なんてフツウ持ちますかね

しかもこんな真正面からの写真

おそらく知り合いの方が撮ったはずであろうに

全くそっちを見てもいない

あまりに出来すぎている写真に違和感感じました

報道にしても核心はそっちのけな感じで

ほんとうさんくさい報道でしたね

投稿者 カラス : 2006年12月13日 10:43

全く同感です。"職場の同僚とバーベキューをしたあと"3週間も行方不明(つまり無断欠勤)になっていたのに、誰も捜索願を出さなかったのだろうか? と不思議に思ってしまいます。
しかもいつから焼肉のタレが理想的なサバイバルフードに格上げされたのか・・・・・。

投稿者 Mono : 2006年12月12日 23:36