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2007年1月14日  「ハサミ男」映画版 [本とか映画とかTVとか舞台とか]

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土曜深夜のCATV「日本映画チャンネル」で、殊能将之の「ハサミ男」を原作にした映画が放映予定になっているのを偶然に知り、若干の困難を乗り越えて録画しておく。私、基本的にビデオの録画設定なんか出来んのよ。

小説はかなり前に読んで結構気に入っていたが、映画版に関しては、映像化のさいあのねちこい叙述トリックをどうするのだろうかというのが興味の主なもの。つまらなかったら簡単に跳ばし見できるのが、最近のHDDビデオのいいところである。

そんなわけで昼寝もせずに録画に向き合ったのだが、冒頭のシーンで主人公とトヨエツがペアで現れたのを見た時、その辺のネタ構造(要は、原作の重要なキーポイントであった叙述トリックは無視された、ということ)がすべて判明してしまったのが残念な所。

メインのストーリーがほぼ終了した後、トヨエツとの心理的絡みをくどく説明するシーンが続いたのも少々興ざめではあったが、まずまず面白い映画で、仮に切符を買って「映画館で見ても腹は立たなかった」かも。なのに、数少ない映画館で短期間上映されただけらしいのが不可解。これが商売にならなんだら、どんな映画が受けるというのだろう。

ところで、ハサミ男事件を評論する社会心理学者というのがTVに写るシーンがあるのだが、あれはもしかして、殊能センセーその人ではあるまいか。

投稿者 webmaster : 2007年1月14日 15:48

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