« ヴェイン・ヴューアー | メイン | N.Y.からロンドンへ »

2007年3月29日  「ウェッジィ」いじめが傷害事件に [ニュース]


foxnews.com、3月26日の記事より。

ジョージア州で13才の少年がスクールバスの中で、新入生いじめの"Wedgie"を受けたあと激しい痛みを訴え、救急外来を受診した。WJXT-TVの取材に対し匿名を希望した少年は、チャールトン郡ジュニア・ハイスクールのゴルフクラブの選手であったが、他の選手たちと一緒にスクールバスに乗っているとき、このいじめにあったことが判明した。

「このいじめ行為はとても激しいものだったので、彼のボクサーパンツは真っ二つに破れてしまったほどです」、少年の母、キャロルさんはそう語る。

WJXT-TVによれば、二人の上級生が少年をバスの後部に呼びつけ、"Wedgie"をしかけた上に、腹部周辺を殴ったという。これは新入生に対するいじめ儀式の一部であったという。

キャロルさんによれば、「息子は身をかがめて、歩くことも出来ませんでした。30分は泣き続けていました」という。二人の上級生は暴力行為で逮捕された。上級生たちは暴力をふるって傷つけようとは思っていなかったが、結果としてそうしてしまったという。

キャロルさんは、他の保護者や学校管理当局が、同じようないじめに対してもっと注意を払うべきだと訴えている。「ちょっとした笑い話では済みません。人々は、しばしばものの程度というものが判らなくなってしまい、こういう事件を起こすのだと思います」。(引用以上)

洋の東西を問わず、いじめ問題は深刻ですなぁと言いたいところなのだが、肝心の「ウェッジィ」が実は判らない。辞書には「パンツを食い込ませること。イタズラ」などと書いてあるのだが、どうやればそれで人を怪我させることまで出来るのか、よく判らなかったのだった。

そんなわけで、Wikipediaを引いてみたところ、これは向こうの若者に伝えられる伝統的プラクティカル・ジョークであるらしい。要はイタズラをしかける相手にこっそり忍び寄り、ズボンの下に手を入れてパンツを思いっきり引き上げ、お尻に食い込ませるというものである。

普通のスタイルは後ろから引き上げるが、前からやればメルビン、相手をパンツで宙吊りにするのがハンギング・ウェッジィ、パンツを思いっきり引き上げ、頭にかぶせてしまうのがアトミック・ウェッジィと呼ばれるそうである。

最後のスタイルとハンギングを組み合わせると、ニュークリア・アトミック・ウェッジィで、記事になった気の毒な少年は、どうもこの技をかけられたらしい。具体的な手順がYouTubeにないかと検索してみたら、あるわあるわ、一杯アップされていた。

行為の性格上、あまり小綺麗な映像がなかったので、一番ましにみえたのを上に示しておいた。前思春期の整合性を脅かす、セクシュアリテの脅威が象徴されたようなジョークと言えましょうか。こんなのはこの「美しい国」では、流行らせないようにしましょうね。

投稿者 webmaster : 2007年3月29日 21:29

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://med-legend.com/mt/mt-tbcba.cgi/3435

コメント

彼地の慣習についての記事、興味深く拝見しました。

投稿者 サファイア王子 : 2007年4月 5日 04:14