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ウォーカー博士は自分の自転車に超音波センサーを取り付け、大学周辺の道を走った。2300台の車が彼を追い越した時の車間距離を、ヘルメット装着時、非装着時について比較した。この結果は論文となって今年3月に発刊された「事故の分析と予防」誌"Accident Analysis & Prevention"に掲載された。
それによれば、ヘルメットをかぶって自転車に乗っている時は、かぶっていない時に比べ、追い抜く車がとる車間距離が平均3.35インチ(8.5cm)短くなることが示された。しかし、博士が長髪のカツラをかぶり、女性を装うと2.2インチ余裕が生じたという。
ウォーカー博士ははこの調査中、実際にトラックとバスに二回接触されたが、それはどちらもヘルメットをかぶっている時であったという。幸いなことに、博士に怪我はなかった。<以上こちらの記事より>
落車した時など、頭を道路に打ち付けるような運の悪い怪我をヘルメットが防ぐのは、確かに間違いないことである。しかし、追い抜いていくドライバーの反応を考えると、メリットだけでは無いのは、昔の自分の経験からも、うなずけるように思える。変に進路妨害されたり、煽られたりすることが、ヘルメット装着時には多いのですわ。
これについての議論は結構あって、自転車ヘルメット装着率の増加は、必ずしも事故による怪我の減少に役立ってはいないとする統計的研究もある。そのキーワードとなるのは、"risk compensation"というもので、安全策がとられれば、その分危険に対する意識が薄れ、結局効果は相殺されるという現象である。たしか、車のシートベルトでも同じようなことが言われるのでは無かったかという気が。
自転車の場合、サイクリストの側がヘルメット装着で安心し、無茶なライディングをし始めるということはまず無いと思われる。ヘルメットをかぶっていると、周りのドライバーたちが何故かつっかかって来るような気がするという、今まで何となく感じていた疑問に、1つの実証的なデータを与えた画期的研究といえようか。
差し当たって、ヘルメットよりは女性用カツラの方が安全らしいというのは、今後の安全対策グッズ開発に対する、かなり重大なヒントになるのでは。<Via>
投稿者 webmaster : 2007年6月20日 21:46
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医学都市伝説に興味深い記事が。 当該記事では、英国バース大学の心理学者、イアン・ウォーカー博士の研究を紹介している。 ヘルメットをかぶって自転車に乗ってい... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年6月28日 04:46
» ヘルメット装着で自転車に乗ると車が接近してくる from 5号館のつぶやき
日本人ではまだヘルメットをかぶった普通の自転車乗りはあまりいませんけれども、道を2台の自転車で走るモルモン教徒の方々は、ほとんど例外なくヘルメットをかぶ... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年10月11日 20:33
あと、ヘルメットは1時間以上装着すると頭に熱がこもって判断が鈍る事があります。汗の僅かな量や風の僅かな当たり具合で判断力が大きく変わると実感しています(誰か実証してくれないかな)。そんな訳で私もヘルメットの無責任な奨励には反対で、ヘルメット着用が義務づけられたトライアスロンやMTBレース以外では着用しません。
ところで、6月9日に世界的に行われた自転車のイベント(環境がテーマ)は紹介しいないのでしょうか?
投稿者 元院生 : 2007年6月22日 01:50
オートバイでも時に無闇に煽られることがあります。
隙間をすり抜け追い越すのが自身の義務だと信じているドライバーもいますから。
投稿者 小狸工房 : 2007年6月21日 21:29
>博士が長髪のカツラをかぶり、女性を装うと
つづみのかけ声というやつですな。
後ろから「いょーお」
前から「ぱぁん!」
投稿者 skt48 : 2007年6月21日 18:39