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2007年6月27日  社長放浪記 [本とか映画とかTVとか舞台とか]

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友人たちと、下北沢本多劇場で上演中の「社長放浪記」を観劇。

伊東四朗生誕70周年を記念して、かの三谷幸喜が脚本を書き、三宅裕司が演出兼客演、その他、中村メイ子、佐藤B作、山口良一とか東貴博、伊東孝明などの人気者がずらりというふれ込み。最後の人はどうも伊東四朗の息子さんらしい。

芝居は、何かとトラブル続きの一部上場製菓会社のワンマン社長、伊東四朗を引きずりおろすために、三宅裕司の専務を中心にした工作が進められる、という筋書きを、昔懐かしい一幕ものの喜劇仕立てにしているのだが、感想を簡単に言えば中途半端で散漫である。

伊東四朗の個人芸で退屈はしないで済むが、やはり寄る年波、動きや声の出は今ひとつ(マイクは仕込んであったみたいだが)、なにより他の連中にイマイチ力がないので、痛々しさがカバーしきれない。貢献度をパーセンテージで表すと、伊東四朗48%、三宅裕司16%、山口良一12%、佐藤B作6%、意外にも伊東息子8%というところか。中村メイ子は別格で、残りの空白部分は一応埋めてはくれる。

ヒロインの何とか言う女の子は採点不能ながら、昔々の「スチャラカ社員」の東山明美の役ドコロと、ド素人風味がそれなりに功を奏して、貢献度10%というところか。東貴博には、まったく喜劇役者としての花も無ければ芸もない。多分自覚しているんだろうけどね。貢献度-10%。

まあ、そこそこ笑えたからいいじゃない、と友人たちには慰められたのだが、こうした痛々しい笑いに、結構な額の金を払わないといけない不幸は、無能な政治家の統治を、仕方なく受け入れなければならぬ不幸と、かなりの部分同根であるように思える。

芝居終了後、下北沢の某スペイン料理屋で同行者たちとオダを上げていたら、隣の席に中村メイ子さんとその関係者(おすぎ似の娘さんとか)がやってきて、食事をとりはじめた。感想とは全く別チャンネルで、サインでも貰おうかと思ったが、やっぱ気が引けたのでヤンペ。正直な印象言うのも無粋だし、言わないのもいかんような気がして。

投稿者 webmaster : 2007年6月27日 23:59

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コメント

常々思うのは、では伊東四郎はコメディアンであるのかはたまた俳優であるのかという点。
これに喜劇俳優というものを加えて、この三者はやはり別物というのが私の持論。

エノケンは別格。

投稿者 小狸工房 : 2007年7月13日 22:26