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2007年7月 1日  MOA美術館 [日常・随想]

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新聞屋さんからタダの入場券をもらったので、熱海のMOA美術館にお出かけ。

この美術館は、知人から一度行く価値はあるといわれていたのだが、なんとなく見に行く機会がなかった。ご存じの方も多いだろうが、お手かざし系宗教の本家ともいえる世界救世教の創始者、岡田茂吉氏の遺志を継いで造られた美術館である。MOAというのは、Mokichi Okada Associationの頭文字なのだった。Museum of Artだと勝手に決めて、なんと一般的な名前なんだと思っていた。

膨大な日本画のコレクションで知られるが、洋画や彫刻、工芸品、宗教芸術作品と、その収蔵品は多岐にわたり、それも超一級品ばかりである。宗教というものはうまくやれば、最高のビジネスになるものらしいと、下衆な感想がわくのをとどめようがない。

収蔵品もさることながら、一番驚いたのがそのエントランスで、延々と続くエスカレータに乗っていると、微妙に色が変わる照明効果もあいまって、まるでUFOにアブダクションされる感覚に襲われるのだった。あれだけでも、体験する価値がありそう。江ノ島のエスカーなら、500円分以上にはなるし。

客層がふつうの美術館と微妙に違うのもまた印象深く、作品間の観客移動速度もかなり速いので、私みたいなイラチ人間にはむしろ好ましい。展示も分かりやすく、親しみのある作品が中心。日本画は痛みやすいので、そのコレクションのごく一部だけを短期間展示しているとのこと。それであれだけの作品が揃うということは、元のコレクションが並大抵ではないと推察される。

残念なのは、救世教の神殿にお参りするとか、ついでに温泉にでも入ってくるというような目的でもないと、ほかに何も目標物が周りにないという点。お宮貫一の像をみてもねぇ。熱海には結構有名なビストロがあるというような話だったんだが、下調べがいい加減だったからか、結局発見できず、なんか昭和30年代風の洋食店に入り、熱海が地盤沈下する理由が分かったような気がして帰宅する結果に。

投稿者 webmaster : 2007年7月 1日 20:22

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コメント

「あんた宗教やらないかい、ありゃ金になるぜ」
というのは「ボーダー」だったかな。
「次に日本人が飛びつくのは宗教とドラッグだろうな…」
というセリフも。

けどなんとなくこうした演出は特撮映画に出てくる宇宙人の秘密基地とかでよく見かけたような。
とりあえず僕は「タイムトンネル」を連想しました。

僕はあの噂の「マ○プロ美術館に行ってみたいです。
業務用カタログの表紙には収蔵品の一部が紹介されています。

投稿者 小狸工房 : 2007年7月13日 22:06