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その直後から、彼女は左目中心部の視力が、かなり低下したのに気づく。他には症状はなく、痛みも自覚しなかった。眼底検査では、彼女の右視神経乳頭、眼底血管、黄斑部、及び中心窩は正常像を示していた。
左目の眼底検査では、右視神経乳頭と眼底血管は正常であったが、黄斑部中心窩は、内境界膜直下に生じた広範囲の出血によって覆われていた。
左目の視力は20/400(日本式では0.05)に低下していた。右目の視力は20/20(同様に1.0)であった。本患者は、バンジージャンプによる、倒立位置での急激な減速によって惹き起こされた、上半身の静脈圧上昇によるバルサルバ網膜症を来していた。(注:バルサルバとは人名で、「いきむ」動作によって血圧上昇を来す現象、及びそれを利用した手技の代名詞になっている)
彼女に対しては、左目に生じた血腫を穿刺排出する処置が行われた。処置から一週間後、左目の視力は20/25(0.8)に回復し、その後も状態は安定している。<引用以上>
天下のニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン最新号(July19,2007)に掲載された、一例報告論文。この前のAcute Wiiitisといい、どうもNEJMは芸風を変える方針らしい。もちろん、こちらはWiiで関節炎になった、なんて言うのと比べたら、もっと深刻な症例ですが。
投稿者 webmaster : 2007年7月23日 21:30
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うぇーっ。
…ここにわたしは生涯ばんじーじゃんぷはしないことをちかいます。
(どのくらい稀な症例なのか知らんけど)
投稿者 Cru : 2007年7月23日 22:15
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