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2007年9月10日  クロックスを病院で使っても安全か? [医学・科学関連, ニュース]

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BBC NEWS9月5日の記事より。

シェフィールドの教育病院基金連合当局者によれば、明るい色のクロックスサンダルは一見健康的で、感染の危険も低いように見えるものの、サンダルによる静電気が医療機器機能に影響を及ぼすという報告があり、その院内使用について憂慮している。

発売元によれば、このサンダルは丸洗いが可能なので、医療従事者にむけて積極的に売り込んでいるという。

シェフィールド教育病院連合の関連病院スタッフには、感染を防ぎ、プロフェッショナルのイメージを損なわないものを着用すべしという着衣規定がある。それに寄れば、履き物の色は黒の柔らかい材質のローヒールで、足にフィットするものでなければならない。

そのため、手術室のスタッフには、以前からクロックス着用が禁止されていた。足の甲を覆う部分に穴が開いているので、ハサミや注射針を落としたさいに怪我をする危険があること、血液などによる汚染の危険が高いことが理由である。ただ、患者側にはなんの危険もないことは確認されており、穴が開いているタイプでないものなら着用は認められていた。

病院基金連合は組合や基金の経営陣と話し合い、クロックスの着用について、新しい原則をつくる準備をしていたという。

ところが、本年四月、スウェーデンの病院が、クロックスによる静電気が医療機器の誤作動を惹き起こす事故が3件起こったとして、着用を全面的に禁止した。この病院のスポークスマンによれば、クロックスを履くことは雷雲を作っているようなものだという。

しかし、同じような事故は英国では一件も起こっていない。英国の厚生行政当局も、履き物が医療機器誤作動の原因になりうる件について、一般的指針を示していない。<以下略>

要は、着衣規定にも関わらず、皆がクロックスを履くので、仕方なく規定を変えようとしていたところ、スウェーデンのほうから静電気問題が出てきて、どうしたものかと首をひねっている、と言う記事。流行ものは禁止したいが、ちょっと理由がこじつけっぽくて躊躇している、というところか。

今の職場では、院内履きにこれを使っている人がぼちぼちいるぐらいで、こういう問題が生じることはまずなさそう。大体、手術室やICUに備え付けられている履き物が、いわゆるトイレのツッカケと同じもので、とても足の保護とか静電気への配慮をしているとは思いがたい。

そもそも、手術室やICUでいちいち専用の履き物に換えることには、まるで意味がないといわれているのに(参考:PDF)、こうした気休め感染対策(?)をやっている方が遅れているわけなんですが。ま、関係ないから意見なんか言わないけど。

英国の場合、自分の履き物で手術室にはいるのだろうから、汚染された時と、怪我だけの問題になるわけ。静電気というのは盲点だが、普段履いている履き物でもそれはあまり変わらんようにも思う。なにより、対策を考えないといけないほど流行しているクロックスだが、自分の足をミッキーマウス風にするのが、なんでここまでのブームになるんでしょうかなぁ。

投稿者 webmaster : 2007年9月10日 23:55

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コメント

「クロックス」ですが、日本人の足の形から云えば、理想の形状です。
約7割弱が、踵から親指の先までがほぼ一直線です。
そして、少しづつ人差し指から小指までがなだらかに曲線を描きながら、短くなります。
男性のビジネス・シューズも女性のパンプスやサンダルも、日本の靴メーカーは日本人のこの足の形状を無視した靴ばかり
製造していますから、こういうモノが流行るのは至極当然です。
私も、実際に足の長さを測れば25.3cmですが、26.5cmのビジネス・シューズしか買えないです。

投稿者 哲 学朗 : 2007年9月18日 01:15

うちの近所にあるショッピングモールには、「エスカレーターにクロックスをはいて乗るな」という掲示があります。

柔らかい材質(そうなの?)のために、エレベータに挟み込まれる事故がおこったのだとか。

それでも、店内ではちゃんとクロックスを売っているのが面白いところ。

投稿者 webmaster : 2007年9月12日 00:39

半導体デバイスでは所謂ESD(静電気放電)耐性というものを非常に重要視します。
医療機器も高度化して、一定量の半導体が使用されているものも増えてきているようなので、このようなことが喧伝されるのでは・・。

投稿者 jun : 2007年9月11日 11:57

昔,同じ理由で,ペンタゴン内,ナイロンパンティが禁止だった話を思い出しました。医療機器の方は,電磁シールド処理にも限界があるのでしょうか。

投稿者 complex_cat : 2007年9月11日 08:05

北の方は北欧であれアラスカであれ冬に極めて湿度(相対湿度もだけど絶対湿度が鍵)が低くなるので、静電気は馬鹿になりません。コピーマシンの会社が何故アラスカや北欧に研究所を作らないのか不思議なくらいに静電気が発生するので、ドアノブを触るときも鍵とかで放電させてから触る人がいます。だから、イギリスとスウェーデンで違いがあってもおかしくないし、逆に、北国で静電気の問題があるからといってイギリスで必要以上に対策を考える必要はないと思う訳ですが。ま、イギリス人は議論がお好きだから、その題材には良いのかな。

投稿者 北欧在住 : 2007年9月11日 02:23

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