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1933年に発表された映画「エクスタシー」でヌードを披露したが、これは一般劇映画における世界初のヌードシーンであった。
18才で軍事企業の経営者と結婚するが、横暴な夫との折り合いが悪かったラマーは、夫の会社がナチスと手を組み、新兵器開発に乗り出すのをみてロンドンに逃れ、その地でMGMの重役と知り合い、ハリウッドに登場することになる。
彼女は夫に連れられて出席した、軍関係者とのパーティで、彼女には理解出来ないと思われて話されていた秘密兵器のアイディアを、事細かに記憶していた。それはミサイルや魚雷の遠隔操作に関わる機構で、妨害電波を避けるために、定められたコードに沿って誘導電波周波数を変化させるという物だった。
ラマーは、このアイディアを先に実用化すれば、ナチスとの戦いが有利になると考え、前衛音楽家のジョージ・アンタイルの協力を得て、開発に乗り出した。二人がモデルにしたのは自動ピアノで、共通のパンチテープによって定められた順に、ピアノの鍵盤数と同じ88の周波数に信号を分散させ、受信側も同じ順で信号を拾うというものだった。二人は、このアイデアによる特許を1942年に取得するに至る。
これは今で言うスペクトラム拡散通信の基礎的アイディアとなっているが、当時の技術水準では信号を同期させる機構を小型化することが困難だった。ラマールは何度もワシントンに働きかけるが、最終的な答えは「貴殿はそのハリウッドの名声によって、戦時国債募集に協力なされるのが有用かと存ずる」というものだった。彼女はその要求に従い、軍が開くパーティに何度も出席し、一晩で七百万ドルを集めたこともあったという。
彼女とアンタイルのアイディアはその後、軍事通信に止まらず、携帯電話のCDMA方式などの基礎技術となっている。彼女は後に先端電子技術基金から、先端技術パイオニアの称号を授与されている。あまり映画では賞に恵まれなかった彼女だが、この受賞はオスカーよりも名誉なことであったに違いない。なお、彼女の名前は、PCゲーム「ハーフ・ライフ2」の登場人物、イーライ・バンス博士 がペットにしているヘッドクラブ、ラマーにも残っている。
彼女が、ナチス・ドイツと戦おうとした、そのアグレッシブな動機と熱意には、単なる正義感というものだけでは理解出来ない部分があるように感じないでもない。美貌と知性は相反するものではないという、当たり前の事実を忘れていた元夫とナチスへの意趣返しが、かなりの比重を占めていたのではないだろうか。米軍もまた、彼女の知性よりは美貌を利用したわけだが、彼女の攻撃性がそちらに向かなかったのは幸いなことであった。<Link>
投稿者 webmaster : 2007年11月12日 22:32
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誤差拡散ではなく周波数拡散でした...orz
何で誤差拡散なんてかいちゃったんだろ
投稿者 Cru : 2007年11月19日 23:13
あ、このネタ知ってる。
誤差拡散、仕事でかじったので。
でも、こんな美女とは知りませんでした。
信号同期考えたとしたら、相当クール(頭が良い)ですね。
たしかに、意趣返しだったのかも…
投稿者 Cru : 2007年11月17日 01:15
アンタイルといえばあの奇天烈なBallet mécaniqueの作曲者ですね。ただものではないと思っていましたが。
投稿者 るう : 2007年11月14日 02:05
や、日本の防衛にゆるゆる貢献している私にはいい話の枕ネタを提供していただきましたm(_ _)m
投稿者 Su-47 : 2007年11月13日 23:17
そういえば宴席で耳にする業界の噂話を元にネット株に熱中するコンパニオンがいるとか。
投稿者 小狸工房 : 2007年11月13日 19:35
化粧のパターンの流行なのか、当時の美女ってみな同じ顔に見える・・・
投稿者 ネムネム : 2007年11月13日 19:15
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